研究課題
挑戦的萌芽研究
リン原子上でのラジカル置換反応、循環機能を有するフルオラスリンの合成と触媒再利用について検討した。市販のリンカルボニル試薬を用いることで、フルオラスユニットを有する有機リン化合物の簡便な合成法を確立した。種々検討を重ねた結果、若干の加熱により良好な収率で目的のフルオラス有機リンが生成すること、またフルオラス溶媒 / 有機溶媒の二相系を用いて簡便に単離可能であることを見出した。触媒金属の回収については配位子の回収と金属錯形成について検討し、フルオラスリンの回収再利用と貴金属錯体の取得に成功した。
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すべて 雑誌論文 (9件) (うち国際共著 1件、 査読あり 9件、 オープンアクセス 2件、 謝辞記載あり 2件) 学会発表 (11件) (うち国際学会 2件、 招待講演 1件) 備考 (1件)
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