研究課題/領域番号 |
16K14073
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
高分子・繊維材料
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
石原 一彦 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 教授 (90193341)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | ポリマーブラシ構造 / 水の構造 / 表面機能化 / 着氷防止 / ポリマーブラシ表面 / 防汚・耐着氷特性 / 水和 / 水素結合ネットワーク形成 / 不凍水層 / ポリマーブラシ界面 / 不凍水 / 防汚特性 / 耐着氷特性 / 表面開始原子移動ラジカル重合 |
研究成果の概要 |
基材表面に着氷する現象は、界面の水が氷型構造をとりにくくすることで解消でき、新しい着氷防止表面の開拓が可能となると考えた。そこで、界面の微細構造構築とその表面に適用するポリマー特性を複合し、表面にnmオーダーで不凍水層を形成させることを基盤として、氷が安定に留まらない表面の作製し、この機能評価を行なった。一定の湿潤状態を担保し、流体潤滑するために必要な100-300nmの厚さを持つ層に存在する水分子の構造について検討した。結果として、ナトリウムイオンを含むポリマーでは、氷の漂着に大きな変化が認められなかった、一方、イオンをリチウムに変更すると、氷の脱着効果が亢進された。
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