研究課題/領域番号 |
16K14078
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
高分子・繊維材料
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研究機関 | 信州大学 |
研究代表者 |
木村 睦 信州大学, 学術研究院繊維学系, 教授 (60273075)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | セルロース / イオン性液体 / 繊維 / ゲル / 中空糸 / 透水膜 / キャパシタ / ナノファイバー / ゲル化 / 湿式紡糸 / 不織布 / 透水性 / 多孔性 / 高分子構造・物性 / 材料加工・処理 / バイオマス |
研究成果の概要 |
これまでに見出したセルロースのイオン性液体溶液へのメタノール蒸気によるゲル化手法を元に、中空糸およびナノファイバー化に関し検討を進めた。2重構造を持つノズルを用い中心にメタノールおよび外側にメタノール蒸気にセルロース溶液を晒したところ、内部に密なセルロース層をもつセルロース中空糸の成形に成功した。得られた中空糸の透水性評価を行ったところ、別手法で得られた再生セルロース中空糸と比較して透水量は若干低いものの、色素およびマグネシウムイオンの排除率に優れていることがわかった。ナノファイバー不織布化を電気2重層キャパシタのセパレータとして用いたところ、キャパシタ性能の低下なく電解液の保持に優れていた。
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