研究課題/領域番号 |
16K14116
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
機械材料・材料力学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
澁谷 陽二 大阪大学, 工学研究科, 教授 (70206150)
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連携研究者 |
小山 敦弘 長崎大学, 大学院工学研究科, 准教授 (40324800)
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研究協力者 |
張 培駿
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 電子熱音響 / 非破壊検査 / マルチフィジクス / イメージング / 仮想EAI / 熱電子音響 |
研究成果の概要 |
高周波に断続された電子線照射により材料表面近傍に生成する熱波と音波(弾性波)の連成波動と,その音波による圧電効果を利用した非破壊欠陥検出のプロセスを,非フーリエ熱伝導,熱動弾性,圧電特性の3つのマルチフィジクスモデルとして近似し,波動のエネルギー輸送とそのイメージング(仮想EAI)手法の構築を行った.その結果,(1)一様な温度場,一様な応力場に加えて一様な電磁場のもとでは,欠陥部での位相の変化を増大させる増幅機能の可能性を確認した.(2)集束イオンビーム加工機を用いた欠陥導入により,深さの変化に対する実体EAIを取得した.底面に開放された孔の観察は弾性波の検出が困難であることがわかった.
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