研究課題/領域番号 |
16K14138
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生産工学・加工学
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研究機関 | 国士舘大学 |
研究代表者 |
大橋 隆弘 国士舘大学, 理工学部, 教授 (80277821)
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研究協力者 |
角田 敦 一般社団法人強化プラスチック協会
永井 恒夫 国士舘大学, 学術研究支援課支援ディスク, コーディネータ
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2017年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2016年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
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キーワード | 繊維強化 / 氷 / 複合材 / ガラス繊維 / 機械工作・生産工学 / 環境材料 / 金属生産工学 / 材料加工・処理 |
研究成果の概要 |
使い捨て型などに利用可能な圧縮強さ100MPaを超えるスーパー繊維強化氷(FRI)の開発を行うことを研究目的とし、古紙パルプ繊維、ナノセルロース繊維、炭素繊維、ガラス繊維、アラミド繊維を用い検討を行った。動的圧縮試験では、圧縮強さはアラミド繊維≧紙パルプ≧炭素繊維≧ガラス繊維≧ナノセルロースの順となった。最も良い結果が得られた繊維濃度30wt%のアラミド繊維利用繊維強化氷において、試験冶具の強度限界まで圧縮しても割れによる荷重低下が見られない結果(公称圧縮強さ100MPa以上)が得られたが、真応力では30MPa程度にとどまっており、繊維の付着強度に起因する限界があるのではないかと推察される。
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