研究課題/領域番号 |
16K14163
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
流体工学
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研究機関 | 東洋大学 |
研究代表者 |
望月 修 東洋大学, 理工学部, 教授 (50157830)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | サップフロー / 流量計測 / 機械的刺激 / 応答特性 / 流れの可視化 / 蒸散 / PIV計測 / バイオ流体力学 / 植物応答特性 |
研究成果の概要 |
植物における水・物質輸送機構の機械的刺激に対する応答特性を調べるために、葉っぱに穿孔し、給水流路を遮断することにより葉の応答を可視化染料を使って可視化した。その結果、葉柄近くの葉脈が1本でも残っていれば、給水可能であることがわかった。また、給水のメインは葉の細胞間のネットワークであり、気孔による蒸散で根がなくても水を持ち上げることができることがわかった。これを確認するために、微小孔のポーラス材をチューブに取り付けたモデルを作成し、蒸散による吸水の可能性を確認する実験を行った。その結果、根がなくとも蒸散によって吸水できることを実証した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
例えば送電ネットワーク、情報ネットワーク、送水ネットワークなどにおいて、ロバストなインフラネットワークの構築に寄与できる。また、ポンプがなくても蒸散によるマイクロ吸水システムを構築できる可能性がある。電気が使えなくなくなった状況において、給水システムの構築に寄与できる。
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