研究課題/領域番号 |
16K14187
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
機械力学・制御
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
及川 靖広 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (70333135)
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研究分担者 |
池田 雄介 東京電機大学, 未来科学研究科, 助教 (80466333)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 音響情報・制御 / 光音響効果 / レーザ / プロジェクション / バーチャルリアリティ |
研究成果の概要 |
本研究では、光音響効果を用いた音源生成の理論を確立し、最終的にはそれを気体中に適用することで任意の音源を再生可能な空中音源の生成を目指した。まず、理論・シミュレーション・実験による基礎検討を重点的に行い、照射する固体の熱容量や熱伝導率と再生音圧の関係などを確認した。次に、物体表面を音源位置とする音の再生を目指し、システム構築、実験を進め、音の発生を確認した。また、レーザを空中に散布した霧状の水滴等に照射することで、空中音源の実現を目指した。わずかな音ではあるが、音の発生を確認できた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
光音響効果に着目し、これまでにない新しい形の音源生成手法を理論的にもシステムとしても確立した他に類を見ない試みである。発音位置に駆動系も電気系も要さず空間の任意の位置に音源を生成することができ、システムの制約の少ない音場再生が可能となる。音響測定、模型実験等の音源として非常に有効であるばかりか、バーチャルリアリティ、拡張現実、高臨場感コミュニケーションシステム等の音場再生においても応用が可能である。
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