研究課題/領域番号 |
16K14204
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
知能機械学・機械システム
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研究機関 | 同志社大学 |
研究代表者 |
小山 大介 同志社大学, 理工学部, 教授 (50401518)
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研究分担者 |
中村 健太郎 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 教授 (20242315)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 超音波 / 液晶 / レンズ / 光デバイス / 分子配向 / レンズアレイ / たわみ振動 / 音響放射力 / 応用光学 |
研究成果の概要 |
本研究では超音波による液晶配向制御技術について検討した.液晶と超音波振動子を組み合わせたデバイスを作製し,超音波が液晶配向に与える影響を実験的に評価した.デバイスへの入力電気信号によって液晶配向変化を時間的・空間的に制御することに成功した.また本手法を利用した可変焦点レンズを開発した.レンズ内の液晶分子配向は入力電気信号によって制御可能であり,機械的可動部を持たない薄型の可変焦点レンズの開発に成功した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究によって,超音波が液晶分子配向に与える影響の一部が明らかとなった.この技術を利用した可変焦点レンズでは,アクチュエータなどの機械的可動部が不要であり,大幅な薄型化が可能であるため.今後携帯電話等への搭載を考えた場合,デバイス全体の小型・薄型化に貢献できる.また,その高速応答性を利用することによって,今後体内診断技術などに利用可能な高速マイクロ光デバイスへの発展が期待できる.
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