研究課題/領域番号 |
16K14233
|
研究種目 |
挑戦的萌芽研究
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
電子・電気材料工学
|
研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
藤原 康文 大阪大学, 工学研究科, 教授 (10181421)
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
|
配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
|
キーワード | 希土類添加半導体 / 太陽電池 / 波長変換 |
研究成果の概要 |
本研究は母体により光吸収されたエネルギーが希土類イオンに効率よく輸送される希土類添加半導体を新しい波長変換材料として位置づけ、その機能を明らかにすることを目的とした。スパッタリング援用MOCVD法により作製したTm,Yb共添加ZnOにおいて、紫外線照射下でYbイオン、Tmイオンそれぞれに起因する発光の観測に成功した。Yb/Tm混合比1:1ターゲットではYbイオンからTmイオンへのエネルギー輸送(アップシフト)が、混合比1:5ターゲットではTmイオンからYbイオンへのエネルギー輸送(ダウンシフト)が生じることを明らかにした。また、このエネルギー相互輸送は各イオンの直接励起によっても確認された。
|