研究課題/領域番号 |
16K14243
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
電子デバイス・電子機器
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
尾辻 泰一 東北大学, 電気通信研究所, 教授 (40315172)
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連携研究者 |
トンベット ステファン 東北大学, 電気通信研究所, 准教授 (00726911)
渡辺 隆之 東北大学, 電気通信研究所, 助教 (80771807)
佐藤 昭 東北大学, 電気通信研究所, 准教授 (70510410)
楢原 浩一 神奈川工科大学, 工学部, 教授 (00422171)
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研究協力者 |
リズイー ヴィクトール
末光 哲也
シュール ミハエル
アイジン グレゴリ
ポポフ ヴィチャスラブ
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | テラヘルツ/赤外材料・素子 / マイクロ・ナノデバイス / 半導体プラズモニクス / 量子エレクトロニクス / 電子デバイス・機器 / テラヘルツ/赤外材料・素子 |
研究成果の概要 |
単層グラフェン内二次元電子電荷の集団密度振動波(プラズマ波)に対する電子ドリフト流の超速度現象を利用したプラズモン不安定性の一種であるプラズモニックブームの発現とそのテラヘルツ電磁波発生・増幅への応用に挑戦した。グラフェンチャネル電界効果トランジスタに非対称二重回折格子ゲートを導入し、電子ドリフト速度がプラズマ波速度を交差して空間的に繰り返し変調される系を構成した。理論的には、ドリフト速度がプラズマ波速度を超越した瞬間に超音速のごとき衝撃波(プラズモニックブーム)の発生が期待される。素子試作評価の結果、室温下でプラズモン不安定性に起因するテラヘルツ波の巨大誘導増幅放出の実証に初めて成功した。
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