研究課題/領域番号 |
16K14244
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
電子デバイス・電子機器
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
水上 成美 東北大学, 材料科学高等研究所, 教授 (00339269)
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研究分担者 |
鈴木 和也 東北大学, 材料科学高等研究所, 助教 (20734297)
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連携研究者 |
久保田 均 産業技術総合研究所, スピントロニクス研究センター, 総括研究主幹 (30261605)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | スピントロニクス / テラヘルツ波 / スピントルクダイオード / スピンルク発振素子 / マンガン合金 / スピン注入発振 / テラヘルツ / 磁気トンネル接合 |
研究成果の概要 |
ナノスケールの磁気抵抗素子に電流を流すと、スピン注入効果により磁性体の磁化の自励歳差運動が生じる。これをスピン注入発振と呼ぶ。本研究では、テラヘルツ波帯域の磁化歳差周波数に加え小さい磁気の摩擦を示す独自のマンガン系磁性体、ならびにその極薄膜形成技術を素子に応用することで、テラヘルツ波帯域に迫る0.1 THzのスピン注入発振を実証することを目指した。 テラヘルツ波帯域に迫る、70 GHzを越える帯域における整流効果(いわゆるスピントルクダイオード効果)を示す素子の実証に世界に先駆けて成功した。さらに発振素子実現へ向けた素子作製とそのナノスケール微細加工を行い、目的達成への知見を得た。
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