研究課題/領域番号 |
16K14251
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
電子デバイス・電子機器
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研究機関 | 長岡技術科学大学 |
研究代表者 |
加藤 孝弘 長岡技術科学大学, 工学研究科, 助教 (10432098)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2017年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2016年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
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キーワード | 電圧標準器 / 超伝導 / テラヘルツ / ジョセフソン接合 / 固有ジョセフソン接合 / 電磁波放射 / 計測工学 / マイクロ・ナノデバイス / 超伝導材料・素子 |
研究成果の概要 |
本研究課題では、申請者が見出したBi-2212単結晶を極低濃度塩酸に浸漬させることで生じるトポタクティックBiOCl誘電体層を導波路とした、サブミリ波源・量子化定電圧発生器を一体化した高温超伝導モノリシック電圧標準素子開発を目指した。当該研究を通して、Bi-2212単結晶内に発振・検出素子を一体化させる素子作製プロセスを開発した。電磁波検出実験では、シャピロステップライクな応答を検出素子に見出すことに成功した。また、これまで報告のなかったBiOCl結晶のテラヘルツ帯誘電特性を調べ屈折率の実部が3程度であることを明らかにした。今後、検出した電圧ステップの起源を明らかし電圧標準素子へと繋げたい。
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