研究課題/領域番号 |
16K14288
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
制御・システム工学
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研究機関 | 阿南工業高等専門学校 |
研究代表者 |
杉野 隆三郎 阿南工業高等専門学校, 創造技術工学科, 教授 (10259822)
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研究分担者 |
三宅 修平 東京情報大学, 総合情報学部, 教授 (00200139)
福田 耕治 阿南工業高等専門学校, 創造技術工学科, 教授 (40208955)
伊丹 伸 阿南工業高等専門学校, 創造技術工学科, 講師 (60212982)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 共創システム / 群集行動 / 魚群行動 / 人イベント行動 / 数理モデル / レベルセット / 自由境界 / 自他非分離 / レベルセット法 / スマートスワーム / 群集制御 |
研究成果の概要 |
生物や社会における群集行動において認知・判断・行動から成り立つ群集行動のプロセスを実際の生物(マアジ)や人間の行動からデータ抽出をした定量的かつ定性的研究を実施し,群集行動の定量的データを自他非分離な共創原理により解析・再解釈することで,システム工学的視点に立った群集行動の新しい数理モデル「共創レベルセットモデル」を構築できた.さらに,この行動モデルによる群集行動シミュレータを開発し,実際の生物や人間の群集制御に対する有効性を明らかにした.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
生物界や人間界のおける実フィールドにおける群集行動から特徴量を取得,数値的に比較検討することで数理モデルを構築し,その産業応用を目指した研究は,ほとんど見当たらない.さらに,個体行動に重畳する形で群集を共創原理でモデリングするため群集行動をまったく新しい概念で再解釈可能となり,本研究で得られた知見は,群集行動の精密科学化とその利用技術の基礎として高いオリジナリティと産業応用上の可能性を有している.
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