研究課題/領域番号 |
16K14302
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
地盤工学
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研究機関 | 東京海洋大学 |
研究代表者 |
谷 和夫 東京海洋大学, 学術研究院, 教授 (50313466)
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研究分担者 |
田中 洋輔 東亜建設工業株式会社技術研究開発センター, 地盤・防災技術グループ, 研究員(移行) (30311666)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 地盤工学 / 建設機械 / 海洋工学 / 海洋資源 / 海洋探査 / トラフィカビリティ / 油圧ショベル / 海底探査 / 海鷹探査 |
研究成果の概要 |
海底地盤における履帯式重機のトラフィカビリティ評価システムとして,ポータブルコーン貫入試験の代替となるサウンディング方法として油圧ショベルによるバケット載荷試験を提案した。室内及び屋外で載荷試験を行い計測技術や評価技術を検討し,バケットに作用する荷重とバケットの地盤への貫入量の関係からトラフィカビリティを評価する方法が好適なことが分かった。 また,振動サンプリング兼コーン貫入試験(VS-CPT:Vibro-Sampling & Cone Penetration Test)も考案した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
これまで海洋開発が港湾などの浅い水深の沿岸域に限られていたため,海域の地盤調査に係る技術開発は陸域の調査・試験方法を援用していた。しかし,深海域の表層に賦存するエネルギー・鉱物資源の開発や,洋上風力発電などの水深がやや大きい海底への構造物の設置・固定のための経済的な調査技術の開発が期待されている。このため,海域の表層地盤に好適な地盤調査技術として,重機を利用した載荷試験やサンプリングとサウンディングを併用した新しい試験方法の開発は新技術として社会に歓迎される。
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