研究課題/領域番号 |
16K14334
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
土木環境システム
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研究機関 | 国立研究開発法人国立環境研究所 |
研究代表者 |
小野寺 崇 国立研究開発法人国立環境研究所, 地域環境研究センター, 主任研究員 (30583356)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 生物学的排水処理 / 活性汚泥 / 食物網 / 下水処理 / 炭素・窒素安定同位体比 / 活性汚泥法 / 食物連鎖 |
研究成果の概要 |
本研究では、活性汚泥における微生物生態系を制御した実験を行うことで、微生物の食物連鎖の変化に対して、窒素安定同位体比の変化を調べた。具体的には、捕食-被食作用の影響のみを把握するため、活性汚泥を飢餓条件下(曝気のみの条件)において運転し、活性汚泥を連続的に採取して分析に供することで、窒素安定同位体比等の変化を把握した。その結果、36日後には活性汚泥濃度が半減するとともに、窒素安定同位体比が8.3‰から10.8‰に上昇する傾向が確認された。本研究により、窒素安定同位体の自然存在比に着目することで、微生物食物連鎖の機能(捕食効果)を定量的に評価できる可能性が示唆された。
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