研究課題/領域番号 |
16K14342
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
建築構造・材料
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
日比野 陽 広島大学, 工学研究科, 准教授 (50456703)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | せん断耐力 / 破壊性状 / ひび割れ / 高強度材料 / 損傷度 / せん断強度 / 内部応力度 / 破壊形式 / 高強度鉄筋 / 鉄筋コンクリート構造 / 軸力比 / せん断破壊 / モールの応力円 / コンクリート圧縮強度 / 建築構造・材料 / 耐震 |
研究成果の概要 |
本研究では,せん断破壊する鉄筋コンクリート部材のせん断強度を評価するため,複数の鉄筋コンクリート部材の構造実験を実施した。せん断斜張力破壊する鉄筋コンクリート部材では,軸応力度とせん断応力度の関係により,破壊形式の推定が可能であることがわかった。さらに,高強度鉄筋を用いた縮小および実大の鉄筋コンクリート柱部材の構造実験を実施し,せん断破壊性状と現行の損傷度評価の関係について調査した。実大の試験体では,付着割裂破壊した試験体の一部において実験値が現行のせん断耐力評価式を下回った。さらに,現行の被災度区分判定基準による損傷度評価では高強度材料を用いた部材に対して課題があることを示した。
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