研究課題/領域番号 |
16K14360
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
都市計画・建築計画
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研究機関 | 芝浦工業大学 |
研究代表者 |
佐藤 宏亮 芝浦工業大学, 建築学部, 教授 (10449332)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 移住定住 / 高齢社会 / 外出行動 / 相互扶助 / CCRC / 健康医療福祉 / 高齢化社会 |
研究成果の概要 |
本研究では、高齢者の移住定住を促進するために都市空間が備えるべき空間の性質や機能、社会的支援等について、関係機関や高齢者へのヒアリング調査、アンケート調査により明らかにした。高齢者の身体状況や生活環境の変化に伴う行動の変化、行動の変化と都市空間が備える機能との関係、移住定住の決定要因となる社会的支援等に焦点をあて、ライフステージの変化に応じた分析を行った。新しい高齢者の行動を把握しながら都市空間が備える機能を明らかにしていくことで、成熟社会を迎えたわが国の都市計画の目標が明確となった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
都市空間を高齢社会に対応した構造へと転換し、高齢者の移住定住によって安心で豊かな暮らしを実現してゆくための方法が模索されている。近年では、比較的高学歴で安定した経済基盤を持つ高齢者も多く、これまでの高齢者とは異なるライフスタイルを営んでいくことが予想される。このような高齢者が後期高齢者になれば、そのニーズはますます多様化してゆくことが予想される。新しい高齢者の行動を把握しながら都市空間が備える機能を明らかにしていくことで、成熟社会を迎えたわが国の都市計画の目標が明確となった。都市問題の包括的な解決へと研究が展開されてゆくことが期待される。
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