研究課題/領域番号 |
16K14362
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
都市計画・建築計画
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研究機関 | 東洋大学 |
研究代表者 |
菅原 麻衣子 東洋大学, ライフデザイン学部, 教授 (90361790)
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研究分担者 |
是枝 喜代治 東洋大学, ライフデザイン学部, 教授 (70321594)
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研究協力者 |
川内 美彦
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 医療的ケア / 学校施設計画 / 特別支援学校 / 公立小中学校 / 児童生徒 / 重度重複障害 / 学校施設 / 施設整備基準 / 肢体不自由 / 建築計画 / 公立小学校 / インクルーシブ教育 |
研究成果の概要 |
近年、障害の重度重複化や医療的ケアを必要とする児童生徒(以下、医ケア児生)が増えつつあること、また今後のインクルーシブ教育の一層の推進を見据え、本研究では「医ケア児生の学びの場」を研究対象とした。医ケア児生に対する公立小中学校および特別支援学校の施設整備課題として、計画・設計段階から考慮すべきこと、および学校施設を造りこみすぎず学校現場の工夫を基本にすべきことについて、空間・設備ごとや医療的ケアの種別ごとに、教育環境整備基準となる内容を示した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
学校施設計画は、文部科学省において「特別支援学校施設整備指針」が示され改訂を重ねているが、平成28年3月改訂の当指針(全124ページ)には、医療的ケアに関する記述は3点のみで、限られた内容にとどまる。また平成28年6月には厚生労働省・内閣府・文部科学省より「医療的ケア児の支援に関する保健、医療、福祉、教育等の連携の一層の推進について」が打ち出された。このような社会背景から学校の「施設環境」でも、医療的ケアに係る全国的な施設整備課題を示すことは急務であり、それに応える教育環境整備基準を提示した。
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