研究課題/領域番号 |
16K14366
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
建築史・意匠
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研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
足立 裕司 神戸大学, 工学研究科, 名誉教授 (60116184)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | ゴシック・リヴァイヴァル / Arts & Carafts Movement / 工部大学校卒業論文 / 日本近代建築 / 辰野金吾 / 伊東忠太 / 武田五一 / Arts and Crafts Movement / J. Conder / アーツ・アンド・クラフツ運動 / 日本近代建築思潮 / J.コンドル / ドメスティック・リヴァイヴァル / アール・ヌーヴォー / 日本近代建築史 / 東京帝国大学卒業論文 |
研究成果の概要 |
日本近代建築史上で看過されてきた英国のゴシック・リヴァイヴァリズムの影響について、工部大学校初期卒業生たちの卒業論文から明らかにした。第一回卒業生らの論文を概観し、その論理構成、使用されている概念を子細に検討し、伝統、歴史、慣習、気候等につい て英国との比較を行い、両者の論理構成、概念に密接な関係性を確認することができた。また、初期卒業生たちの卒業設計における様式選択も併せて行い、初期にみられたゴシック・リヴァイヴァルの影響、つまりJ.コンドルの影響が徐々に時代が下るにしたがって薄くなっていくが、その後再び伊東忠太、武田五一ら第二世代に建築家のなかで復活していくことを解明した。
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