研究課題/領域番号 |
16K14372
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
金属物性・材料
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研究機関 | 東京工業大学 |
研究代表者 |
史 蹟 東京工業大学, 物質理工学院, 教授 (70293123)
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研究分担者 |
春本 高志 東京工業大学, 物質理工学院, 助教 (80632611)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 磁気異方性 / 磁気弾性効果 / エネルギー変換 / 応力・歪み測定 / 応力導入 / 応力 / 金属物性 / 磁性 |
研究成果の概要 |
本研究はCoPt/AlN多層膜の歪みと磁気異方性の関係を利用し,振動エネルギーから電気エネルギーへ変換する材料と技術を確立する研究である.その第一歩,外部応力の効果を確かめるため,Pd膜をCoPt/AlN多層膜の表面に堆積する,Pd膜に水素吸蔵させる,また,フレキシブル基板上に製膜し,機械的にベンディングするなどの方法で外部応力を印加する試みをした.その結果,外部応力の効果で多層膜の磁化容易軸が垂直方向から面内方向に変わることが確認できた.この結果より,適切な基板材料を使い,利用する振動によって,膜と基板同時に弾性変形し,容易軸の切り替えてエネルギー変換の可能性を示唆している.
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