研究課題/領域番号 |
16K14382
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
無機材料・物性
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研究機関 | 東京工業大学 |
研究代表者 |
中島 章 東京工業大学, 物質理工学院, 教授 (00302795)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 光触媒 / 水 / TiO2 / Mn / Ce / Sn / ルチル / マンガン / タングステン / モリブデン / 銅 / CeO2 / 暗所 |
研究成果の概要 |
MnOxとCeOxのクラスターをTiO2に担持し、その触媒粉末の水中でのナフトール分解活性について、暗所と可視光照射下で調査した。MnOxやCeOxを担持することにより、暗所活性が増大するとともに、可視光活性が付与された。暗所活性はMars-van Krevelen機構であることが明らかになった。活性はSnOx, (Mn,Sn)OxをTiO2とMnOxの間に挿入するとさらに向上し、修飾したMnOxと基材との相互作用の重要性が示唆された。これらのクラスタの効果はTiO2の結晶系や結晶面に依存し、それらはMnの価数の違いによるものと考えられた。その傾向は計算科学的な検討と一致した。
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