研究課題/領域番号 |
16K14389
|
研究種目 |
挑戦的萌芽研究
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
無機材料・物性
|
研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
佐藤 幸生 九州大学, 工学研究院, 准教授 (80581991)
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
|
配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2017年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
|
キーワード | 強誘電体 / ナノ粒子 / 電子顕微鏡 / メモリ / チタン酸バリウム / 圧電体 / 誘電体 / 走査透過型電子顕微鏡 |
研究成果の概要 |
本研究では、近年強く求められている電子機器の小型化・高性能化に貢献する方策として進められている強誘電体ナノ粒子の特性発現メカニズムをより詳細に解明することを目的として電子顕微鏡観察を行った。高精度で原子位置の決定が可能である走査透過型電子顕微鏡法(STEM)により測定した視野を多数枚接続することによって,ナノ粒子全体の原子位置を高精度で求めて,粒子内部の格子定数や原子位置の分布を明らかにすることを目的とした。市販のチタン酸バリウム(BaTiO3)粒子を観察した結果から,粒子の表面においてBaイオンが20 pm以上の変位を示すことが明らかとなり,誘電特性に影響を与えていることが示唆された.
|