研究課題/領域番号 |
16K14465
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
反応工学・プロセスシステム
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
向井 紳 北海道大学, 工学研究院, 教授 (70243045)
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研究分担者 |
荻野 勲 北海道大学, 工学研究院, 准教授 (60625581)
岩村 振一郎 北海道大学, 工学研究院, 助教 (10706873)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | 化学工学 / 反応・分離工学 / エネルギー / 環境技術 / 環境材料 / セラミックス / 反応・分離 / 吸着 / 触媒 / 触媒・化学プロセス |
研究成果の概要 |
本研究では,Mg/Al系層状複水酸化物から得られるナノシート材料をもとに,水素製造プロセスへの利用を想定した,高温向けCO2吸着剤の創出を目指した。また,フィルターなどへの成型が容易なファイバー状物質の開発も行った。その結果,イセチオン酸含有Mg/Al系複水酸化物ナノシートから数百nm径のナノファイバー状物質の調製に成功した。さらに,複水酸化物の熱処理を窒素気流下で行うことにより,空気気流下で行う場合に比べ,得られる複合酸化物のCO2吸着量が最大8倍増加することを見出した。本研究を実施することにより,Mg/Al系複合酸化物の課題であるCO2性能を向上させる因子を見出すことができた。
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