研究課題/領域番号 |
16K14474
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
触媒・資源化学プロセス
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
高垣 敦 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 助教 (30456157)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 窒化ホウ素 / ニトロアルドール反応 / クネーベナゲル縮合反応 / 固体酸塩基触媒 / 反応機構 / 酸塩基触媒 / 触媒作用 / ボールミル / ニトロアルドール / 酸化的脱水素 / 固体塩基触媒 / 酸塩基 / クネーベナゲル縮合 / 触媒・化学プロセス / 金属窒化物 |
研究成果の概要 |
本研究では酸塩基性を有する新規固体触媒として窒化ホウ素に注目した。窒化ホウ素をボールミル処理すると、表面積が3から400m2g-1まで大きく変化した。層状構造の崩壊に加えて、エッジサイトにアミノ基と水酸基が同時に形成されることをFTIR、XPSおよび固体プロトンNMR測定により明らかにした。これらは弱いブレンステッド塩基点と酸点であるが、ニトロアルドール反応において良好な活性および高いニトロアルケン選択性を示した。またボールミル処理窒化ホウ素は室温でのクネーベナゲル縮合反応にも高い活性を示した。適切な処理により窒化ホウ素が塩基性と酸性を有する固体酸塩基触媒として機能することを明らかにした。
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