研究課題/領域番号 |
16K14477
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
触媒・資源化学プロセス
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
吉田 寿雄 京都大学, 人間・環境学研究科, 教授 (80273267)
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研究分担者 |
吉田 朋子 大阪市立大学, 複合先端研究機構, 教授 (90283415)
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連携研究者 |
山本 旭 京都大学, 人間・環境学研究科, 助教 (30769443)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 光触媒反応 / 二酸化炭素 / アミン / 光触媒 / 触媒・化学プロセス |
研究成果の概要 |
二酸化炭素の有効利用のために,光触媒を用いて二酸化炭素によるアミン類のホルミル化反応を検討した.金属添加酸化チタン光触媒を用いると,アセトニトリル中でアミン類と二酸化炭素から目的生成物が得られた.この生成物はこの溶媒中でのみ得られ,速度論的検討からアセトニトリルの炭素水素結合の開裂が反応に関与していることが判明した.気相に二酸化炭素がなくても反応は進行したが,気相に二酸化炭素があったほうが生成量は多かった.これらより,アセトニトリルが酸化されて生成したラジカル種が,アミンに相互作用した二酸化炭素と反応し目的生成物が生成する,という反応機構を提案した.
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