研究課題/領域番号 |
16K14486
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生物機能・バイオプロセス
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
長棟 輝行 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 教授 (20124373)
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連携研究者 |
河原 正浩 東京大学, 大学院工学系研究科, 准教授 (50345097)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2017年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | バイオテクノロジー / キメラ受容体 / 細胞内抗体スクリーニング / 細胞内蛋白質間相互作用検出 / 細胞アレイ |
研究成果の概要 |
本研究では次世代抗体医薬品の創製を目指して、動物細胞の細胞質内に発現させた蛋白質抗原に対する細胞内抗体を迅速、かつ直接的に選択することが可能な汎用的新規選択法の開発を行った。抗原と結合することにより増殖シグナルを伝達する人工受容体として、単鎖抗体scFvのナイーブライブラリーと受容体c-kitの細胞内ドメインを柔軟なG4Sリンカーで連結したキメラ受容体ライブラリーを構築した。このキメラ受容体をモデル抗原である狂犬病ウイルス由来の核蛋白質とともにIL-3依存性の動物細胞Ba/F3内で発現させ、IL-3非存在下の培養条件で増殖してきた細胞から、抗原蛋白質に結合するscFvを取得することに成功した。
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