研究課題/領域番号 |
16K14489
|
研究種目 |
挑戦的萌芽研究
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生物機能・バイオプロセス
|
研究機関 | 横浜国立大学 |
研究代表者 |
福田 淳二 横浜国立大学, 大学院工学研究院, 教授 (80431675)
|
研究分担者 |
片岡 健 岡山理科大学, 理学部, 教授 (10293317)
鈴木 敦 横浜国立大学, 大学院工学研究院, 准教授 (60467058)
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
|
配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
|
キーワード | 毛髪 / 再生医療 / 毛包 / 毛包原基 / マイクロデバイス / 脱毛症 / シリコーンゴム / 毛髪再生医療 / PDMS / 自己組織化 / 微細加工 |
研究成果の概要 |
細胞の自己組織化現象を利用した毛包原基大量調製法を確立し、毛髪再生医療に有用であることを示した。具体的には、上皮系細胞と間葉系細胞の懸濁液を混ぜて1つの凝集体を形成させ、培養初期は2種類の細胞がバラバラの状態で凝集体内に存在するものの、培養3日間のうちにそれぞれの細胞が自発的に分離して、毛包原基が形成されることを発見した。この方法で大量の毛包原基を作製するため、酸素透過性シリコーンゴムに微細加工した大量培養器を設計・開発した。また、この自己組織化現象がカドヘリンの種類の違いにより引き起こされていることを示した。さらに、ヒト毛包由来細胞を用いて、この手法がヒトへ応用できる可能性を示した。
|