研究課題/領域番号 |
16K14510
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
船舶海洋工学
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研究機関 | 富山高等専門学校 (2017-2019) 東京海洋大学 (2016) |
研究代表者 |
賞雅 寛而 富山高等専門学校, その他部局等, 校長 (20134851)
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研究分担者 |
波津久 達也 東京海洋大学, 学術研究院, 教授 (60334554)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 船舶工学 / 海洋工学 / 推進・運動性能 / プロペラ効率 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、新しく本研究で提唱されたインナープロペラモーターコルトノズルを開発することである。インナープロペラの試作及びプロペラまわりの流動シミュレーションなどの予備解析の結果、「流速の変化に対応した最適プロペラ効率を得るため、プロペラ翼角を2つの同期モーターの回転制御によって制御する方式(インナーCPPプロペラ)」の開発を主目的とした。作成されたプロペラ翼角を2つの同期モーターの回転制御によって制御する方式(インナーCPPプロペラ)のデモモデルによる実験の結果、管内インナーCPPプロペラは通常のコルトノズルロペラよりも流体加速機構として優れていることを定量的に明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
コルトノズル内にモーターを設ける推進システム、またこのインナープロペラモーターにより、機構の簡略化・効率向上を目的とした研究例は国内外にはなく、本研究の独創性は高い(特許出願準備中)と考えられる。なおこの研究ではコルトノズルを対象としたインナープロペラモーターの基礎研究開発を行ったが、得られた研究結果は軸流ポンプなどのプラントポンプシステム、発電システムにも適用でき、研究成果の波及的意義は非常に大きいと考えられる。
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