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海中・海底下における電波伝搬媒質の交流電気特性計測手法の研究

研究課題

研究課題/領域番号 16K14517
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 船舶海洋工学
研究機関国立研究開発法人海洋研究開発機構

研究代表者

吉田 弘  国立研究開発法人海洋研究開発機構, 海洋工学センター, 部長 (00359134)

研究協力者 町田 薫紀  
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2017年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
キーワード海水 / 複素誘電率 / 導電率 / 深海 / 容量法 / 低周波電磁波 / 平行平板型電極 / テストフィクスチャ / 低周波 / コンデンサ型 / 海水複素誘電率 / 長波の誘電率 / 損失媒質の誘電率 / 海中誘電率 / 海中電磁波
研究成果の概要

海中低周波電磁波の応用を目指し,これまで明確に計測が成されていないと思われる,短波帯以下の周波数の海中複素誘電率の計測方法の開発に取組んだ.計測部は市販のLCRメータをベースに,耐圧容器に収納してin-Situ計測ができるようにシステム開発を行った.容量法のセンサ部は3次試作まで行ったが,研究期間中に正しい複素誘電率の計測まで到達できなかった.しかしながら,海中で複素誘電率を計測するために必要なセンサ構造を試行錯誤により細かく検討することができた.研究期間終了後も,製作したセンサと計測装置を用いて引き続き研究を行い,上記の目標を達成する予定であり,その成果を論文誌上で報告したい.

研究成果の学術的意義や社会的意義

海中での交番電流や磁界の海底下探査利用は古くからなされており,数十kHzの周波数は潜水艦に向けた低速通信に利用されているが,これら以外の応用はなかった.しかし,海中での音波利用は限界があり他の媒体をもちいた通信や測位の手法が求められている.こうした要求にこたえるためには,海中の低周波電磁波伝播と海中送受信アンテナの研究が必須であるが,これらのバックグランドパラメータである複素誘電率が重要となる.しかし,in-situの海中の複素誘電率計測例はなく,また導電性が支配的である海水の誘電率を計測する手法が確立されていない.このような背景から本研究の目的が達せられることには非常に大きな意義がある.

報告書

(4件)
  • 2018 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2017 実施状況報告書
  • 2016 実施状況報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2018

すべて 学会発表 (2件)

  • [学会発表] 海中電磁界計測装置の実験的研究2018

    • 著者名/発表者名
      吉田 弘,菅 良太郎,佐藤 良,滝沢 賢一,松田 隆志,児島 史秀
    • 学会等名
      2018年 電子情報通信学会ソサエティ大会
    • 関連する報告書
      2018 実績報告書
  • [学会発表] 海中電磁界計測装置の開発2018

    • 著者名/発表者名
      吉田 弘
    • 学会等名
      2018年電子情報通信学会総合大会
    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書

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公開日: 2016-04-21   更新日: 2020-03-30  

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