研究課題/領域番号 |
16K14537
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
原子力学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
吉村 崇 大阪大学, ラジオアイソトープ総合センター, 教授 (90323336)
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研究分担者 |
永田 光知郎 大阪大学, ラジオアイソトープ総合センター, 助教 (10806871)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
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キーワード | ラジウム / キレート / アルファ線 / 多座配位子 / 鉛 / バリウム / ストロンチウム / アルカリ土類金属 / 安定度定数 / 合成化学 / 配位子 / 放射線 |
研究成果の概要 |
ラジウムのイオン半径に適合するキレート配位子を合成した。ラジウムとイオン半径の近い1価のCs, Rbおよび、2価のBa、Sr、Ca、Pbと、この配位子との反応を行い、単結晶構造解析に成功した。イオン半径の増加に伴い配位数の増加が見られ、Baでは11配位になることが分かった。Ca、Sr、Baとの反応では、イオン半径の増加とともに錯安定度定数が大きくなる傾向が観測された。また、Pbとは非常に大きな錯安定度定数を示したことから、この配位子は壊変生成物のPbも効果的にキレート出来ることが分かった。ラジウムとの反応でも、高収率でキレート配位子が配位した錯体が生成することが分かった。
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