研究課題/領域番号 |
16K14568
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
神経解剖学・神経病理学
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研究機関 | 九州大学 (2017) 国立研究開発法人理化学研究所 (2016) |
研究代表者 |
今井 猛 九州大学, 医学研究院, 教授 (70509851)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2016年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
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キーワード | 超解像顕微鏡 / コネクトミクス / シナプス / 樹状突起スパイン / 生後発達 / スパイン / コネクトーム / 思春期 / 組織透明化 / 神経回路 |
研究成果の概要 |
一般的に、興奮性シナプスがつくられる樹状突起スパインは子どもの時期に劇的に増えた後、思春期にかけて徐々に減少していくと考えられている。しかしながら、これまでニューロンの樹状突起全体に亘って、スパイン数がどのように変化していくのかを正確にとらえた研究はなかった。そこで、我々は超解像顕微鏡を使って、SeeDB2で透明化した脳標本の解析を行った。その結果、大脳皮質5層ニューロンのapical dendriteでは、樹状突起スパインに極端な偏りがあることが判明した。スパイン密度が極めて高い「ホットスポット」は、思春期にNMDA受容体依存的にスパインが集積することで形成されることが判明した。
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