研究課題/領域番号 |
16K14623
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
腫瘍生物学
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研究機関 | 独立行政法人国立病院機構(名古屋医療センター臨床研究センター) |
研究代表者 |
駒野 淳 独立行政法人国立病院機構(名古屋医療センター臨床研究センター), その他部局等, 臨床検査科長 (60356251)
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研究協力者 |
武田 哲 国立感染症研究所, 研究員
田中 淳 大阪大学, 微生物学研究所, 助教
星野 忠次 千葉大学, 薬学部, 准教授
岡田 誠治 熊本大学, エイズ学センター, 教授
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | HTLV-1 / ATL / provirus / genome editing / Protein transduction / LENA / ゲノム編集 / ZFN / CRISPR/Cas9 / LTR / malignant phenotype / genome loss / Cancer biology / パッセンジャー説 |
研究成果の概要 |
HTLV-1はT細胞系腫瘍の一つである成人T細胞白血病(Adult T-cell Leukemia, ATL)の原因である。これまで感染細胞からHTLV-1プロウイルスゲノムを取り除く事はできなかった。従って、発症後のATL病態形成にHTLV-1がどのような関与を示しているか解明できなかった。申請者らはATL由来細胞に内在するHTLV-1のプロウイルスゲノムをゲノム編集技術で取り除くことに挑戦し、一部の細胞からプロウイルスが除去されたことを示す陽性反応が得られた。現在、この知見の詳細な解析を進めている。
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