研究課題
挑戦的萌芽研究
私達は、CD155にはバリアントの可溶型CD155 (sCD155)が存在しており、これがヒトの腫瘍から分泌されていることを観察した。さらに私達は、がん患者血清中のsCD155の値は健常人に比較して有意に高値であること、初期胃がん患者に対して進行性胃がん患者では血清中のsCD155が有意に上昇していることを明らかにした。マウスモデルでは、血清中のsCD155値と腫瘍サイズに相関を認めた。これらのことからがん患者血清中のsCD155値ががんの病態を反映するマーカーとなる可能性が示唆された。
すべて 2016
すべて 雑誌論文 (5件) (うち国際共著 2件、 査読あり 5件、 オープンアクセス 5件、 謝辞記載あり 4件) 学会発表 (7件) (うち国際学会 2件) 産業財産権 (1件)
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