研究成果の概要 |
本研究では、①キメラ抗原受容体(chimeric antigen receptor, CAR)で使用できる、がん特異的なペプチドMHC複合体(peptide MHC complex, pMHC)認識抗体を効率的に単離する方法の確立について検討し、それを達成した。②単離抗体使用CARの安全性検討である。認識特異性を検討する目的で、ターゲットペプチドのアラニン置換とそれに続くアミノ酸置換による検討の結果、2Y, 2W, 3N, 3S, 4F, 5Hが置換可能であることがわかった。これを基にblast検討を行い、得られた42個のペプチドについて検討し、2個のペプチドが認識されることがわかった。
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