研究課題/領域番号 |
16K14642
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
ゲノム生物学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
伊藤 隆司 九州大学, 医学研究院, 教授 (90201326)
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研究協力者 |
梅山 大地 九州大学, 大学院医学研究院, 学術研究員 (30706370)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2016年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
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キーワード | ゲノム / ヌクレオソーム / クロマチン / 転写因子 / 次世代シーケンサー / DMS / ヌクレオソーム中心 / DMS-seq / DNA形状 / ゲノムフットプリンティング |
研究成果の概要 |
私達の細胞は、ゲノム中の遺伝子を取捨選択して使うことによって、個性を発揮したり環境変化に適応したりしています。この取捨選択はDNAに結合する転写因子やヌクレオソームというタンパク質が行いますので、ゲノムの働き方を理解するにはゲノムDNA上のタンパク質結合部位を網羅的に知る必要があります。私達は、細胞膜を通過してDNAを修飾するジメチル硫酸と次世代シーケンサーを用いる新技術DMS-seqを開発し、細胞核の単離や遺伝子操作なしに転写因子結合部位とヌクレオソームの中心位置をゲノムワイドに同定することに初めて成功しました。DMS-seqはゲノム機能の理解を支える技術になると期待されます。
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