研究課題
挑戦的萌芽研究
ファイトプラズマは昆虫媒介性の植物病原細菌であり、宿主と媒介昆虫との2つの生物に細胞内寄生する。ファイトプラズマは700種以上の植物に感染し、感染した植物は花が葉に変化する葉化や、萎縮・叢生などの特徴的な病徴を呈する。本研究では、ファイトプラズマのアンチエイジング効果に関わるメカニズムを解明することを目的とした。まず、宿主操作に関わる分泌タンパク質(エフェクター)遺伝子を探索し、葉化を引き起こすPHYL1ホモログを4種16系統のファイトプラズマから単離した。また、PHYL1がペチュニアやヒマワリ、アスターの各植物において花器官の葉化を誘導することを明らかにした。
すべて 2017 2016
すべて 雑誌論文 (3件) (うち国際共著 2件、 査読あり 3件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (15件) (うち国際学会 1件、 招待講演 2件)
Journal of Experimental Botany
巻: 68 号: 11 ページ: 2799-2811
10.1093/jxb/erx158
DNA and Cell Biology
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巻: 印刷中