研究課題/領域番号 |
16K14653
|
研究種目 |
挑戦的萌芽研究
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
システムゲノム科学
|
研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
大出 晃士 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 助教 (40612122)
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
|
配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
|
キーワード | プロテオミクス / 質量分析 / 組織透明化 / 蛋白質ネットワーク / 透明化組織イメージング |
研究成果の概要 |
透明化組織の局所からプロテオミクス情報を取得する手法の開発を行った。この過程で、透明化手法であるCUBIC法で用いられる透明化試薬が、1) トリプシン消化反応を阻害すること、2)LC-MS装置の送液ラインに付着すること、3) ペプチド回収のための疎水性担体に対して、透明化試薬が強力に付着する問題が明らかとなった。そこで、精製タンパク質や培養細胞を用いた新規透明化試薬のスクリーニング系を立ち上げ、組織の脱脂および屈折率調整が可能であり、かつトリプシン消化の阻害、LC-MSの送液ラインへの付着、さらにペプチドトラップ担体への吸着のすべての問題を回避することができる試薬の一連の組成を見出した。
|