研究課題/領域番号 |
16K14674
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
分子生物学
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研究機関 | 東京薬科大学 (2017) 国立研究開発法人理化学研究所 (2016) |
研究代表者 |
伊藤 昭博 東京薬科大学, 生命科学部, 教授 (40391859)
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連携研究者 |
堂前 直 国立研究開発法人理化学研究所, 環境資源科学研究センター, ユニットリーダー (00321787)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2017年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | ミリストイル化 / パルミトイル化 / TEAD / Hippo経路 / がん / 脂質修飾 / アシル化 / 癌 / 蛋白質 / 翻訳後修飾 |
研究成果の概要 |
我々は、がん抑制シグナル経路の一つであるHippo経路で働く転写因子TEADのリジン残基がミリストイル化されていることを発見した。本研究では、TEADのリジンミリストイル化の機能と制御機構の解明を目的とした。ミリストイル化TEADを特異的に検出するモノクローナル抗体を作製に成功した。本抗体を用いて、リジン残基の長鎖アシル化修飾はシステイン残基から分子内転移によって引き起こされていることを示唆する結果を得た。加えて、リジン残基の長鎖アシル化修飾はTEADの転写共役因子であるYAPとの結合に重要であることを示した。
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