研究課題/領域番号 |
16K14677
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
構造生物化学
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
姚 閔 北海道大学, 先端生命科学研究院, 教授 (40311518)
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連携研究者 |
加藤 公児 北海道大学, 先端生命科学研究院, 助教 (30452428)
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研究協力者 |
安達 基泰 国立研究開発法人日本原子力研究開発機構, 原子力科学研究部門・量子ビーム応用研究センター, グループリーダー (60293958)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2017年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 中性子線結晶構造解析 / タンパク質結晶成長 / LCST型温度応答ポリマー / ゲル / ゾル / X線結晶構造解析 / 結晶成長エントロピー / 相転移 / 水分子 / 温度応答ポリマー / 中性子線結晶解析 |
研究成果の概要 |
本研究では,中性子線構造解析のために,タンパク質の良質な大型結晶の作製技術を確立することを目的とする.研究期間で,LCST型温度応答ポリマーを利用して,数種類のサンプルの大型結晶を成長させた.そのうち,分子量110kDaであるGatCABと基質の複合体の中性子構造も得られ,そのポリマーが結晶の成長に有効であることが確認できた.また,LCST型温度応答ポリマーが結晶成長に与える影響を検討したところ,結晶成長中に溶液のエントロピー変化量の変化が見られた.これは,結晶成長とともに生じていた温度変化によってポリマーの相転移が起こり,タンパク質結晶の周辺にある水分子に影響を与えたと考えられる.
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