研究課題/領域番号 |
16K14693
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
機能生物化学
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研究機関 | 武蔵野大学 (2017) 東京大学 (2016) |
研究代表者 |
堅田 利明 武蔵野大学, 薬学研究所, 教授 (10088859)
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研究分担者 |
福山 征光 東京大学, 大学院薬学系研究科(薬学部), 講師 (20422389)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 栄養応答 / TRIM-NHL / NANOS / 線虫 / シグナル伝達 / 食餌環境 / RNA結合タンパク質 / 細胞情報伝達機構 |
研究成果の概要 |
動物において、脳を含む神経は、神経幹細胞や神経前駆細胞から産生される。神経幹細胞や神経前駆細胞は活発に分裂や分化をおこない新しい神経細胞を産生する活性化状態と、そのような活動をおこなわない静止期状態を行き来することが知られており、その制御を理解することは再生医療の実現化や老化の解明に重要だと考えられている。今回、線虫を用いてnos-1とnhl-2という2つの遺伝子が協調的に感覚神経や介在神経で機能し、遠隔的に神経前駆細胞の静止期を制御する知見を得た。匂いや味といった知覚が、神経系の発達に関与する可能性が示唆された。
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