研究課題/領域番号 |
16K14731
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
細胞生物学
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研究機関 | 立教大学 |
研究代表者 |
後藤 聡 立教大学, 理学部, 教授 (60280575)
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連携研究者 |
山本 美紀 立教大学, 理学部, 助教 (40301783)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | GPI / 核膜 / 小胞体 / 品質管理 / ショウジョウバエ / PIGB |
研究成果の概要 |
小胞体で合成される脂質の一つであるGPIは、ある種のタンパク質と共有結合を形成し、そのタンパク質をラフトに局在化させる重要な役割を担う。ほとんどのGPI合成酵素は小胞体に局在するにも関わらず、PigBと呼ばれる酵素だけが核膜に局在することを私達は見出した。本研究では、PigBが小胞体でなく核膜に局在する必要があるかを明らかにするため、酵素活性は保持しつつ小胞体に局在するPigB(小胞体型)を作製した。PigB(核膜型)はPigB変異体をレスキューできたが、PigB(小胞体型)はできなかった。これより、小胞体膜と核膜は連続しているにも関わらず、PigBは核膜に局在する必要があることがわかった。
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