研究課題/領域番号 |
16K14751
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
植物分子・生理科学
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研究機関 | 東京農工大学 |
研究代表者 |
小関 良宏 東京農工大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (50185592)
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研究協力者 |
百瀬 忠征 元都立国立高校, 教諭
濱崎 貞弘 奈良県農業研究開発センター, 総括研究員
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 紅葉 / クロモゲン / アントシアニン / カキ / オオカナダモ / クロロフィル / 落葉 / 老化 / モミジ |
研究成果の概要 |
100 年以上前から樹木の紅葉を誘導する要因は葉内のショ糖濃度の上昇によるという説と葉内において紅葉を誘導する化合物が合成されるためという説が掲げられ、後者のこのような性質を有する仮想化合物はクロモゲンと命名されたが、実体は未解明だった。当研究者これまで水生植物であるオオカナダモにおいてクロモゲン候補化合物を 2 種類見出した。本研究において、カキの紅葉からの抽出液、さらにそれを精製したものの中にオオカナダモ切断葉に紅葉を誘導する化合物が存在することを見出した。このことは樹木植物においてもクロモゲンが存在していて、これが紅葉を誘導する要因となっていることを示すものと考えられる。
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