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果実の光合成装置の特殊性

研究課題

研究課題/領域番号 16K14759
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 植物分子・生理科学
研究機関早稲田大学

研究代表者

園池 公毅  早稲田大学, 教育・総合科学学術院, 教授 (30226716)

研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
キーワード光合成 / マメ科植物 / 果実 / 光環境 / 発生 / 電子伝達 / クロロフィル蛍光測定 / 酸素電極 / 老化 / 種皮 / ソラマメ / インゲン / エンドウ / 種子 / 植物生理学 / 馴化
研究成果の概要

植物は、葉以外の器官でも、緑色をしていれば光合成の活性をもつものが多い。実際に多くの果実表面は葉に匹敵する光合成を行なう。一方で、光の弱い果実内部も緑色である場合の光合成の意義は、不明であった。本研究では、そのような果実内部の光合成を、複数のマメ科植物の果皮において比較した結果、莢の中の豆が葉とは異なる特徴を持つ光合成の能力を持つことを明らかにした。そのような特徴は、果実の発達の特定の時期にのみ見られるものではなく、また、莢の中の光環境の影響を直接的に受けるものではない。

研究成果の学術的意義や社会的意義

科学が高度に専門化され、タコ壺化する傾向が強い現代において、本課題は、高校生でも発するような素朴な疑問を追いかけた研究である点に特徴がある。素朴な疑問を素朴な手法で解析するだけでは、単なる夏休みの自由研究になってしまうが、本研究では、素朴な疑問を最新の解析手法を用いて解析しており、得られた結果を一般向けに解説することにより、科学研究の本来の面白みを伝えていけると考えている。

報告書

(4件)
  • 2018 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2017 実施状況報告書
  • 2016 実施状況報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2019 2018

すべて 学会発表 (2件)

  • [学会発表] 莢の透過率はマメの種皮の光合成に影響を与えるか2019

    • 著者名/発表者名
      田代周与、園池公毅
    • 学会等名
      日本植物生理学会第60回年会
    • 関連する報告書
      2018 実績報告書
  • [学会発表] マメ科植物の種子の光合成の特殊性2018

    • 著者名/発表者名
      杉本和弥、園池公毅
    • 学会等名
      日本植物生理学会題59回年会
    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書

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公開日: 2016-04-21   更新日: 2020-03-30  

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