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進化から紐解く骨の謎: 魚類における骨細胞の獲得・喪失パタンと適応的意義

研究課題

研究課題/領域番号 16K14794
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 生物多様性・分類
研究機関北海道大学

研究代表者

小泉 逸郎  北海道大学, 地球環境科学研究院, 准教授 (50572799)

連携研究者 佐藤 真理  北海道大学, 歯学研究科, 准教授 (40546488)
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2018-03-31
研究課題ステータス 完了 (2017年度)
配分額 *注記
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
キーワード骨細胞 / 進化 / 魚類 / 系統比較 / 平行進化 / 淡水・海水適応 / 骨 / 骨の進化 / 生態 / 骨生物学
研究成果の概要

四肢動物の生存に不可欠な骨細胞であるが、驚くことに多くの魚類は骨細胞を持っていない。魚類における骨細胞の獲得・喪失プロセスを探ることで、免疫や代謝にまでおよぶ骨細胞の新しい機能や役割が明らかになると期待できる。
500種を超える魚類の骨細胞の保有パタンを解析したところ、祖先形質は骨細胞を持っているタイプであり、多くの系統で二次的に骨細胞を失っていた。海水への依存度が高いほど骨細胞を失っている傾向があった。ただし、この傾向は弱く、生息場所、生態などで上手く説明できる要因は特定できなかった。今後、両生類、爬虫類、鳥類などの骨細胞を調べることで、骨細胞の意義や機能がより明確になると考えられる。

報告書

(3件)
  • 2017 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2016 実施状況報告書

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公開日: 2016-04-21   更新日: 2019-03-29  

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