研究課題/領域番号 |
16K14870
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
植物栄養学・土壌学
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研究機関 | 岐阜大学 |
研究代表者 |
小林 佑理子 岐阜大学, 応用生物科学部, 准教授 (40610952)
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研究分担者 |
小郷 尚久 静岡県立大学, 薬学研究院, 講師 (20501307)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2017年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | アルミニウムシグナル / ケミカルスクリーニング / 酸性土壌耐性 / ALMT1 / STOP1 / in silicoドッキング / kinase阻害化合物ライブラリー / アルミニウム / シグナル伝達 / ホモロジーモデリング / 酸性土壌 / AtALMT1 / リンゴ酸分泌 / 化合物ライブラリー / シグナル伝達経路 / 植物栄養学 / ケミカルバイオロジー / アルミニウムストレス / 酸ストレス |
研究成果の概要 |
リンゴ酸トランスポーター遺伝子AtALMT1は、酸(低pH)及びアルミニウム(Al)応答性遺伝子であり、根部リンゴ酸分泌を制御する。本研究では、創薬研究で使用される低分子化合物ライブラリーのスクリーニングから、リンゴ酸分泌とAtALMT1遺伝子発現を抑制する化合物を複数同定した。このうち、シグナル伝達脂質のリン酸化酵素阻害剤はSTOP1核局在及び、複数のAl応答性遺伝子発現も抑制した。また、in silicoドッキングによりシロイヌナズナ推定標的タンパク質と同阻害剤との結合が予測された。以上の結果から、Alシグナル伝達にはリン脂質によるシグナル伝達が重要な役割を果たすことが強く示唆された。
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