研究課題/領域番号 |
16K14873
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
植物栄養学・土壌学
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研究機関 | 北里大学 |
研究代表者 |
浦口 晋平 北里大学, 薬学部, 講師 (20638837)
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連携研究者 |
野澤 彰 愛媛大学, プロテオサイエンスセンター, 講師 (30432800)
曽根 有香 北里大学, 薬学部, 助教 (60550035)
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研究協力者 |
Clemens Stephan University of Bayreuth, Department of Plant Physiology, Professor
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 有害元素 / 長距離輸送 / リガンド / 分子育種 / ファイトケラチン / 植物 / 環境 |
研究成果の概要 |
植物のミネラル輸送体の発現制御や機能改変は,可食部(子実)への有害元素の蓄積を阻害する効果がある一方,植物の生育に必要な無機栄養の輸送を阻害するケースがある。本研究は,重金属リガンドであるファイトケラチンに着目し,カドミウムやヒ素のような有害元素の長距離輸送を阻害し,亜鉛のような必須ミネラルを選択的に輸送できる植物の分子育種を目指した。シロイヌナズナのファイトケラチン合成酵素の解析から,亜ヒ酸応答に特異的に重要なアミノ酸配列を明らかとした。また,ファイトケラチン合成酵素が正常に機能することで,亜ヒ酸ストレス下での亜鉛のホメオスタシスが維持されることを明らかとした。
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