研究課題/領域番号 |
16K14892
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
応用微生物学
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研究機関 | 東京農業大学 |
研究代表者 |
吉川 博文 東京農業大学, 生命科学部, 教授 (50175676)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | メチローム / シトシンメチル化 / 挿入配列 / トランスポゼース / アデニンメチル化 / 親鎖識別機構 / 胞子形成 / 誤対合修復 / 実験進化 / 分子シャペロン / 遺伝子発現 / 進化 |
研究成果の概要 |
ゲノムの構造維持機構として、メチル化とトランスポゾンに着目して挑戦的な研究を行った。バクテリアにおけるエピジェネティクスは、近年ようやく注目され始めたが、増殖制御との関連は全く知られていない。本研究において、枯草菌の胞子形成期には、栄養増殖期と異なるメチル化パターンが確認された。一方、枯草菌の挿入配列(IS)転移機構の解析では、大腸菌における知見とは異なり、RecAに完全に依存することを解明した。その必須機能は相同組換え能ではなく、ATP加水分解能であった。また枯草菌168株ゲノムは、例外的にISが存在しないが、トランスポゼースをターゲットに変異を導入し、転移を抑制する機構が示唆された。
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