研究課題/領域番号 |
16K14893
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
応用微生物学
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研究機関 | 摂南大学 |
研究代表者 |
村田 幸作 摂南大学, 理工学部, 教授 (90142299)
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研究分担者 |
橋本 渉 京都大学, 農学研究科, 教授 (30273519)
丸山 如江 摂南大学, 理工学部, 助教 (90397563)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 好アルカリ性細菌 / 原形質分離 / ATP合成機構 / プロトン勾配 / 細菌内膜動的構造 / プロトン駆動力 / F0F1ATPase / pHジャンプ / Aeromonas属細菌 / 内膜皺構造 / 細胞膜機能 / 廃グリセロール / アエロモナス属細菌 / 窒素固定細菌 / 有機酸生産 |
研究成果の概要 |
好アルカリ性細菌は、プロトン(H+)駆動力に依存した膜酵素(F0F1-ATPase)によってATPを合成するとされるが、 H+駆動力形成に関する明確な証左はなく、その詳細は不明である。アルカリ性細菌である土壌由来グラム陰性細菌(Aeromonas sp. L株)のアルカリ環境(pH9以上)に於けるATP 合成機構を解析し、原形質分離による細胞膜の物理化学的収縮・膨張をプロトンの蓄積・駆動力とする斬新なATP合成機構の存在を示唆した。また、好アルカリ性Aeromonas sp. L株を廃グリセロールの利活用に応用し、多様な有機酸の生産を可能にした。
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