研究課題/領域番号 |
16K14907
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
応用生物化学
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研究機関 | 立命館大学 |
研究代表者 |
浅井 智広 立命館大学, 生命科学部, 助教 (70706564)
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研究協力者 |
下地 真美子
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | 走光性 / 鞭毛モーター / LOV / CheA / ヒスチジンキナーゼ / 紅色光合成細菌 / 青色光受容体 |
研究成果の概要 |
本研究では、鞭毛モーターの回転方向を光で制御可能な走光性センサーを創出するべく、クラスIとIIのHKのキメラ化によるCheAの機能改変を試みた。LOV-HKであるYF1のLOVドメインにCheAのC末端キナーゼドメインを連結した、人工青色光受容体タンパク質「YC」を設計した。大腸菌の運動性の光依存的な変化をスクリーニングできる系を構築し、YCが光依存的にリン酸化活性を変化させることを見出した。YCの組換えタンパク質は、LOVドメインにフラビンを結合し、光励起によるCysアダクト形成とその崩壊による光変換能を有していた。これは、クラスIとIIのHKの機能的なキメラの作製の初めての成功例である。
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