研究課題/領域番号 |
16K14912
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生物有機化学
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研究機関 | 静岡大学 |
研究代表者 |
崔 宰熏 静岡大学, 農学部, 助教 (40731633)
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研究分担者 |
道羅 英夫 静岡大学, 理学部, 准教授 (10311705)
河岸 洋和 静岡大学, グリーン科学技術研究所, 教授 (70183283)
朴 龍洙 静岡大学, グリーン科学技術研究所, 教授 (90238246)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2016年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | Cordyceps / ゲノム解析 / 機能性物質 / 交配型遺伝子 / サナギタケ / ゲノムシーケンス / 交配型 / 代謝産物 / 冬虫夏草 |
研究成果の概要 |
サナギタケC. militarisは鱗翅目昆虫に寄生する子嚢菌であり、その子実体は漢方薬として有用であるが、その感染や子実体形成の分子機構には不明な点が多い。MAT染色体の一部が他の染色体と組換えを起こしていることが明らかになり、サナギタケの染色体構造は不安定であることが示唆された。また、コルジセピン産生に関わる遺伝子クラスターの発現量は交配型間で異なることが明らかになった。癌細胞に対して細胞増殖抑制活性を示す化合物の単離に成功した。 このように、本研究はサナギタケの感染や子実体形成などの生命現象の解明に有用なゲノム情報を整備するとともに、機能性物質を単離に成功した。
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